サッカー観戦のついでとはいえ、思った以上にたくさんの観光ができた金沢旅行。今回は、1泊2日で巡った体験型スポットの魅力をお伝えします。
「定番の観光地以外も楽しみたい!」 「地元の文化に実際に触れてみたい」 「手作り体験で特別な思い出を作りたい」
そんな願いを叶えてくれる4つの体験スポットを、実体験をもとにご紹介します!
加賀友禅会館で友禅染を体験
平日朝一番で訪れた友禅会館。早朝にもかかわらず、すでに数人の方が真剣な面持ちで作業されていました。
- 加賀友禅会館
- 場所:金沢市小将町8-8
- アクセス:兼六園下から徒歩3分
- 料金:1,650円~
- 所要時間:30分程度
- 予約:してもしなくてもいい(あいていればすぐに対応してもらえます)
- 体験時間:営業時間内であればいつでも可
私が選んだのは巾着の型染め体験。たくさんの型から5種類のすきな型を選びます。そして、5色の絵の具を薄めたりまぜたりして型に色を付けていきます。
色の濃さやにじみ具合の調整が思いのほか難しく、気づけば一人、じーっと集中していました。
完成した染物をドライヤーで乾かしてそのまま持ち帰れるので、おみやげにもぴったりです。私は、そのまま家族への誕生日プレゼントにしました。
能楽美術館で本物の能面と能装束着用体験
時間もお金もあまりかけたくない…という場合には、お手軽さで本格的な体験ができる穴場スポット。能楽美術館はいかがでしょうか。
- 能楽美術館
- 料金:能装束200円、能面100円~
- 営業:金土日祝10:00-16:00
- 予約不要(ただしスタッフ在中時のみ)
洋服の上から装束を羽織るだけなので、思ったより手軽に楽しめました。ただし、伝統芸能だけあって触れてはいけない部分もあり、スタッフの方の説明は要チェック。写真撮影OKなのが個人的にとても嬉しかったです。
注意点として、1人ずつの体験なので、旦那と二人で衣装を着て撮影~ということはできませんでした。
ひがし茶屋街で金箔たこ焼き作り
金沢の象徴とも言える金箔。
金箔をモチーフにしたソフトクリームやお酒などがたくさん売られています。
今回…なんと、たこやきです!!
- 箔座 金の縁起屋:公式サイト
- アクセス:ひがし茶屋街 石川県金沢市東山1-13-23
- 料金:金箔900円+たこ焼き代
- 所要時間:約5分
- 予約不要
動画ガイドを見ながらの挑戦でしたが、金箔の薄さに驚愕!少し破れてしまいましたが、全部破れなかったのでよしとしましょう。
温かいたこ焼きに金箔…この組み合わせ、意外ですね。笑。
忍者寺(妙立寺)で先人の知恵を体感
最後に訪れたのが、にし茶屋街近くの妙立寺。"忍者寺"という通称に惹かれて訪れましたが、これが想像以上に楽しい体験となりました。
実際には「忍者」とはまったく関係がないそうです。内部の至る所にからくり屋敷のような仕掛けがあることから「忍者寺」と呼ばれています。
- 忍者寺(妙立寺)
- 場所:金沢市野町1-2-12
- 料金:1,200円
- 所要時間:60分
- 電話予約必須
ガイドさんの説明を聞きながら進むツアー形式で、最初は少し難しい説明に戸惑いましたが、実際に仕掛けを体験していくうちに「なるほど!」と目から鱗の連続。途中から「今どこにいるんだろう?」と方向感覚を完全に失うほど、からくりの妙技に圧倒されました。
外国人観光客向けの英語ガイドブックも用意されていて、インバウンド対応もバッチリ。写真撮影は禁止ですが、みなさん真剣に話を聞いていました。満足度がめちゃくちゃ高かったです。
実際に1泊2日で4つの体験スポットを巡ってみて、金沢の新しい魅力を発見できました。
サッカー観戦がメインの旅でしたが、これらの体験があったからこそ、金沢旅をより充実したものにできました。
まとめ:金沢体験旅行のすすめ
金沢の魅力は、伝統と現代が程よく調和している点。
- 手頃な価格で本格的な体験ができる
- 1泊2日でも十分に楽しめる
- 初心者でも気軽に参加可能
- 思い出に残るお土産が作れる
ぜひ、自分なりの「体験する金沢」を見つけてください。きっと、想像以上の発見と感動が待っているはずです!